浮腫と腫脹の違いとは?



こんばんは。
JMR協会の堀です。先ほど月に2回の定例会を終え、帰宅したところです。
最近、オンラインBC教材を作成しLINE@から販売していっているので・・
LINE@の確認をしていました。

普段なら質問に対してお答えしないのですが・・・・
基本YouTubeやお問い合わせ、LINE@からの質問はアンサー動画として、
YouTubeのネタとして参考にさせて頂くだけなんですよね。

今回は特別に答えていこうと思います。

質問内容

学習で行き詰まっているため、質問させていただきたいです。

「関節内で起こるものを腫脹、関節外で起こるものを浮腫という」と教わったのですが、
どの参考書や文献にもそのような記載がありません。
再度訊き直す予定ですが、ご意見をいただきたいです。
お手数ですが、どうかご回答よろしくお願いいたします。

⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓答え⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
原因 原因状態 腫れの中身
腫脹 主に炎症 血管透過性亢進 滲出液
(血漿成分)
浮腫 心臓・腎臓・肝臓・
リンパなどの機能障害
水分循環障害 間質液

浮腫・腫脹について

浮腫とは?

カラダは常に血液を循環させ、細胞へ栄養などを送っています。
細胞へ栄養などを供給しますが、
不要となった水分は細胞の中からリンパ管や静脈を通って体内へ再び戻ってきます。

正常では水分が溜まることなくリンパ管や静脈へ流れます。
これが、うまく流れず溜まってしまった状態が浮腫です。

浮腫の原因は?

原因はさまざまあります。
普段、よく聞く『むくみ』が、
立ち仕事などをしていて夕方になると足がむくむといった症状です。

これはカラダに異常があるのではなく、常に足が低い位置にあり、
静脈の圧が高くなってしまったことが原因です。

この他にも、塩分の過剰摂取、水分の取りすぎ、
血行不良、肝機能の障害、腎臓の障害などがあります。


腫脹とは?

腫脹は炎症症状の一つで、むくみとはまったくの別物です。
炎症の5徴候といって、
①腫脹、②発赤、③熱感、④疼痛、⑤機能障害

簡単に炎症のメカニズムとはについて説明します。

手術などによって組織に侵襲が起こると、ブラジキニンやヒスタミンといった物質が生じます。
この物質の働きによって、血管の透過性が亢進します。
血管の透過性が亢進することで血管の外に血漿が滲出します。
これが腫脹となり、症状でみられます。

このように浮腫と腫脹は似ているようで、まったく別物になります。

浮腫と腫脹の鑑別方法とは?

浮腫と腫脹の違いについて、理解できたと思います。
なので、関節内と関節外という区別の仕方はありません。

というより、僕自身理解できません。わかったかと思います。

鑑別方法について

浮腫の特徴として、むくんでいる部分を指で圧迫し手を話すと指のあとが残ります。
これに対し、腫脹は指で圧迫してもあとが残ったりはしません。

また炎症の徴候の一つであるため、
同時に発赤や熱感などの症状もみられることがよくあります。

疾患の情報や上記の評価を統合して、
浮腫なのか腫脹なのか鑑別してみてください。

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浮腫と腫脹で治療の違いは?

浮腫と腫脹はまったくの別物であるため、治療も全く変わってきます。
循環障害が問題で浮腫が出現しているケースでは、
運動を行い筋ポンプの働きを促します。

循環は筋ポンプの働きによって行われているため、
この働きを促すことがポイントです。

しかし腫脹の場合はどうでしょうか。
腫張は炎症症状の一つであるため、
運動負荷量に注意しないとさらに悪化する恐れがあります。

このように浮腫と腫脹でアプローチ方法も変わるため、
しっかりと鑑別し、
さらにそれが起きている原因を考え
リハビリプログラムを立案していきましょう。

まとめ

今回は、質問に対して簡単に答えてみました。
質問は、関節内と関節外で対比したいのか?といっても、関節内と外は絶対違いますね。

もし、対比させたいのなら、「原因」とか、「原因状態」や「腫れの中身」とかで覚えるといいかもしれません。

次回は、ここのサイトを利用して下さい。

では、実習頑張ってください。

 

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